組織を運営していく上で、次第に規模が大きくなるとさまざまな問題が生じるようになります。例えばこのような問題はありませんか?
- 社員がすぐ退職してしまう
- 正しく評価されない
- 給与が年功序列になっており、業績が反映されていない
人事制度について
人事制度とは、いくつかの人事的な施策を総称して人事制度という言い方をします。ここでは、評価制度、給与制度、等級制度をまとめて人事制度と言います。
社員の業績や能力を正しく評価し、その結果を給与などの報酬や昇格などに反映させる仕組みです。
人事制度を構築することのメリット
人事制度を構築することで、次のようなメリットがあります。
社員を一元管理することができる
社員を正しく評価できる
社員を育成できる
評価に応じた報酬の仕組みができ、社員の励みとなる
こうすることで社員の帰属意識が高まります。
この冊子から得られるメリット
人事制度を導入することで、様々なメリットを享受することができるのですが、導入しただけでは、そうしたメリットにたどり着くことはできません。導入後の運用およびその後の定着が大切になるのです。
しかし、各企業にはそれぞれの文化や風習があり、また構成メンバーも会社により異なります。
従って、大きなくくりの中では同じ制度を導入しても、うまくいく会社とうまくいかず挫折してしまう会社とがあるのです。
本冊子では、その辺も詳細な説明をしております。
本冊子の「中小企業の人事制度構築5つのステップ」とは?
概略を簡単に紹介すると
ステップ1 人事制度構築に関する検討
なぜ必要となるか、また制度に対する基本的な方針を決定します。
ステップ2 現状の分析
現状がどのようになっており、なぜ、問題が多岐にわたって生じているのかを分析します。
ステップ3 制度の構築
ステップ2で実践した現状分析をもとに、実際に制度を構築していきます
評価制度
等級制度
給与制度
ステップ4 制度への移行
このステップでは、ステップ3で構築したそれぞれの制度を現行の制度から移行する作業となります。
ステップ5 導入後の運用から定着へ
構築しただけでは、まだ途中です。完成後の制度運用から定着までその手法を検討します。
プロフィール
フェリクスHRコンサルティング株式会社
代表取締役 赤間 勝
社歴・経歴
大学卒業後、複数の日系・外資系企業で30数年人事労務全般の業務に携わってきた。
そのうち4社にて人事制度をコンサルタントを活用しながら構築してきた。また、管理職に対する評価者研修を実施して、制度運用および定着まで手がけてきた。以前勤務した外資系の会社で、企業合併があったが、人事制度を構築することで高まりつつある社員の不満を解消し、社員の意識を本業に向かわせることも実施してきた。その会社で合併の際に生じた様々な人事上の諸問題に対応し、解決まで導くことで、統合作業を滞りなく遂行してきた。
外資系企業では本国が作り上げた人事上の仕組みを各国の現地法人で本国の指示により取り入れことになるが、そのまま取り入れるのではく、国内環境に合い、社員がなじみやすいように修正しながら導入してきた。
複数の会社で労務問題が持ち上がり、中には労働組合を結成し、裁判などに訴えたり、労働争議を行ったりしたケースもあったが、適切に対応することにより解決に導いた。
2017年9月より中小企業向け人事コンサルタントとして独立し、現在に至る。
仕事に対する想いについて
売上や利益を上げ、会社を成長させるのは社員です。社員が正しく評価され、会社に満足して働き、社員がベクトルを合わせて会社をひとつの方向に向けることで、大きな力を発揮します。中小企業や零細企業では、社員一人ひとりの力が大きな影響を与えます。
このような小さな会社を人事面からサポートすることで企業の成長の一助となればと思っております。
フェリクスHRコンサルティング株式会社
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