等級制度

grading

 

自社の状況に応じた等級制度の構築

等級制度とは、能力や仕事、役割などで社員をいくつかのくくりによって区分し、等級で社員を管理していく制度をいいます。

社員の保有能力によって区分される職能等級制度、あるいは職務によって区分される職務等級制度や役割等級制度があります。

 

等級制度を導入することで、一定の人事管理ができ、さらに、社員の育成にも利用することができます。

企業様の将来の方向性に応じた人事方針にもとづき、充実した制度運用を設計することができるようになります。

そして、職能等級制度にするか役割等級制度を導入するか人事方針に合わせて決定します。

 

自社の状況に応じた等級制度の構築

creating-grading-scheme

人事制度は、評価制度や等級制度、そして給与制度がそれぞれが関連し、個々の制度の運用がしっかりとなされることで、導入が成功するということになります。

等級制度は、個人の能力をベースとした職能等級制度や、職務をベースとした役割等級制度や職務等級制度があります。

お客様の現状や人事制度導入の目的および方針をお聞きした上で相応しい方法をご提案させていただきます。

 

具体的な制度導入について

等級制度導入にあたり、等級設定で何等級までにするのかを決めます。実際には、社員の人数など会社の規模よって決定していくようになります。

つまり、社員の規模が大きくなればなるほど、それに合わせて等級制度上の等級も増えていくようにします。

そして、等級とは別に、課長や部長といった職位も設定しますが、それぞれの等級に対応する職位も設計することになります。

 

等級制度を運営するには、どの職務がどの等級に該当するのかという区分けをしますが、そのためには、格付けするための基準が必要です。

等級格付けに必要な要素に基準を設け、職能等級においては能力を、役割等級や職務等級においては職務を一つひとつ評価し、等級格付基準を作成することになります。それをもとに、社員一人ひとりについて、それぞれ自身の等級を決定します。

 

また、現在の等級からさらに上位の等級に達することを昇格といいますが、この昇格について、一定のルールを作り、昇格の基準を決めます。

一般に成績の良い人は、評価結果も高く、昇給や賞与など、報酬で報われます。早く昇格し、更に上位等級の給与を受けることでさらにモチベーションが高まります。

 

一方で、等級制度もほかの制度同様に運用が大切です。人事管理の面でも社員を等級制度にもとづいて管理することにより、実務面での管理がしやすくなります。

上司が自分の部下を育成する場合、仕事を通じて育成したり、外部での研修の参加に参加させたりなど、その手法は様々です。

その他にも、長期的視点での社員の育成の手法もあります。そして、長期的視点での部下育成を考えるためのいくつかある手法の一つとして評価制度と共に等級制度をとらえ、活用していくということも制度運営上必要です。

そのような面でも、管理者による人事制度に対する理解も運用面では重要です。

 

 

その他の人事制度

 

 

 

 

 

お気軽にお問い合わせください。

 03-4405-4330

電子小冊子「小さな会社の社員の育成」プレゼント
employee-training

中小企業の経営者の皆様!

社員に対する育成でお困りではありませんか?

人手も経費もかけることができない企業では、社員の育成まで手が回りません。それでも、社員の育成は必要です。

本冊子は現場の社員の育成に関して分かり易い内容で説明しております。

電子小冊子「小さな会社の社員の育成」をプレゼントしまので、今後の活動の一助としていただければと思います。

以下のボタンから入手してください。