sympathy

会社で働く社員の人たちは、毎日どのように働いていますか。日々淡々と自分の仕事をこなしているのではありませんか。

社員の人たちは、会社で何かあっても関心を示さず、その人たちには仕事に関連する自分の周りだけが会社の中心のように思ってしまうことの方がどちらかというと一般的かもしれません。

 

そして会社(あるいは本社機構といったほうがいいかもしれませんが)は遠い存在であると感じています。

会社の方針や会社の計画が示されても自分とは関係がないと思ってしまい、毎日職場で顔を合わせ、同じような仕事をしている人達の方が自分の会社の社員であり、会社であると思ってしまうのです。

 

これは致し方ないことで、普段から接している人を仲間と思うのは当然で、接している世界で活動しており、そこが自分を取り巻く中心であると考えるのはやむを得ないことでもあります。

 

社員にとって会社というものは物理的にも精神的に距離感があり、遠い世界であり何かよくわからないけれど、何かをやっているようなので、あまりかかわりたくないと感じてしまうのです。

もちろん、積極的に会社に関わりたいと思う人もそれなりにおりますが、会社とかかわりたくないと思う人も存在します。

 

社員一人ひとりの考え方やとらえ方が違うのですから、会社に関心のない人たちをとらえて、社員は会社を見ていないといってもしかたがないのです。

 

中途採用で入社した社員は、入社時のオリエンテーションで会社の方針など様々なことを学び、会社のことを理解します。

そして何とか早く成果を出して会社の一員として認めてもらおうと日々努力します。

もちろんその努力が実を結ぶケースもありますが、会社の文化に慣れ、環境になじむまでには、それなりの時間がかかります。実績を上げるのはその後ということになるでしょう。

 

そうこうするうちに、例の職場の仲間たちが、新しく入社した人に後ろ向きの言葉を掛け、結果的にその人はネガティブな気持ちになっていきます。

そうなると、会社としてせっかく外部から社員を採用し、従来と違う考え方をもった社員を通じて、古い後ろ向きの考えを打破しようと思っても、なかなかそのようには行きません。逆にその人は悪い風習になじんでしまいます。

 

こうなってしまうのは、会社の考えを社員に理解してもらい、浸透させる場がないからなのです。

少しずつコミュニケーションの場を設けることも大切であり必要なことなのです。

 

以前私がまだ若いころに働いていた日系企業では、会社が成長していたこともあり、毎年新規学卒や中途社員を採用しておりました。

それで、事務所が手狭になり、引っ越しをすることもありましたが、引っ越し先の新しい事務所では、社員が交流できるスペースを設けました。

社員同士で話をしたり、業者さんと簡単な打ち合わせをしたり、あるいは社員を集めて会社の方針を伝達する場として利用するなど、社員のみならず会社としても大変有益な場所でありました。

普段話をしない人達もそのような場所で、会話をすることもあります。少しずつ活気がでてきました。

 

このように会社も努力して職場環境の改善を図ることで、社員も会社の努力を理解し、社員の活性化につながることもあります。

次第に社員が会社の方に目を向けることになります。

 

また、会社の中で、社員の誰かが、何か成功した例があれば、それをみんなで共有するようにします。

イントラネット等に掲載することで社員が目を通すことができますが、最初は自分とは関係ないと思うかもしれません。それでも少しずつ成功事例が出てくると気になるものです。

そのうち、掲載された内容に目を通すようになり、この人はこのようにして成功したということを学び、次は自分も成功したいと感じるようになります。

 

イントラネットを活用していない会社も多いと思います。なにもデジタル化がすべてよいというわけではないと思われます。アナログでも十分に対応できます。

例えば、社内報を作成するという方法もあります。会社の情報や社員の成功例などを掲載します。

それらに目を通すのは社員ですから、出来栄えが多少劣っていてもよいのです。100点満点でなくてもよいのです。要は会社の情報を社員と共有すればよいのですから。

 

そして、何かに関し、成功することで、社員の間で知られるようになり、本人も更に努力するようなります。少しずつ会社の価値観を社員で共有できていけるようになります。

こうして組織がまとまっていくのです。

 

( 社員の退職防止についてのページを別途ご用意しましたの。ご参考までご案内します。)

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